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個人事業者の業務上の経費って?
今週から確定申告の受付が始まりますが、個人事業者にとって、申告に際し、どのような支出が必要経費になるのかは大きな関心事だと思います。
個人事業者が支出した費用のうち、業務上の経費となるのは以下の通りです。
- 売上原価(販売した商品の仕入代金など)
- 給与、賃金、福利厚生費
- 交際費(個人的なものを除く)
- 事業用資金の借入金の利子
- 事業税
- その他、業務に必要な費用 など
上記以外で、「生活費や家族で食事に行った費用」や「医療費」、「個人的な娯楽費」などは家事費となり、必要経費とみなされませんので、ご注意ください。
また、個人事業者は店舗・事務所と住宅が同じだったり、自動車を事業とプライベートのどちらにも使用するといったように、家事費と事業上必要経費が混在しているケースが多々あります。
上記のような家事関連費は、業務上必要な部分を明確にして、合理的な方法で按分すれば、事業に必要な部分については必要経費とみなされますので、これらも全て集計して節税にお役立て下さい。