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e-Taxに係るスキャナ読取等の要件を見直し
令和7年度税制改正では、e-Taxにより、添付書面等記載事項等(添付書類)をイメージデータで送信する場合のスキャナ読取等の要件が見直されました。
改正前は、赤色、緑色および青色の階調がそれぞれ256階調(フルカラー)以上であることが要件であったが、令和7年4月1日以降に送信する添付書類等から、白色から黒色までの階調が256階調(グレースケール)以上によるスキャナ読取り等も認められることになりました。これにより、イメージデータのデータ容量が減り、ファイル分割の手間の削減などの利便性向上につながります。
なお、添付書類等のスキャナ読取り要件で解像度に係る改正はなく、引き続き200dpi相当以上となっています。
添付書類等のイメージデータのファイル形式については、PDF方式のみと定められていますが、令和10年1月1日からは「JPEG(JPG)」形式が追加されます。JPEG形式のイメージデータでは、スマートフォンなどの設定次第で解像度が高くなり、データ容量も大きくなるため、e-Taxにより申請等を行う際に送信可能なイメージデータ容量を拡大するといったシステム改修がおこなわれる予定です。