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インボイス制度下の免税事業者に対する交際費等の取り扱い
法人が支出した交際費等について損金不算入額等を計算する際、税抜経理を採用している場合は、原則として消費税等抜きの交際等の額を基に計算します。インボイス制度の導入後に、免税事業者等に飲食費等の交際費を支払い、仕入税額控除に係る6年間の経過措置を適用する場合は、仕入税額相当額のうち仕入税額控除の対象外となる部分について交際費等の額に含めて計算することとなります。飲食費の5,000円基準の判定においても考え方は同じになります。
| 期間 | 仕入税額控除の対象 | 飲食費・交際費等の額の計算方法 |
| R5年10月1日～R8年9月30日 | 仕入税額相当額の80％ | 税抜価額+仕入税額相当額×20％ |
| R8年10月1日～R11年9月30日 | 仕入税額相当額の50％ | 税額価額+仕入税額相当額×50％ |
| R11年10月１日～ | なし | 税額価額+仕入税額相当額×100％ |
週刊税務通信より
YouTubeで視聴可能なインボイス制度説明会
国税庁において、インボイス制度オンライン説明会が開催されています。
Ｚoomを使用して毎回100名（先着順）に限定し、インボイス制度の概要に始まり、記載方法の具体例や端数処理の留意点など、内容ごとに各回1時間程度で企画されています。事前に申し込みをしての参加となります。
過去に実施した説明会の模様がYouTubeに公開されています。現在実施されているオンライン説明会と基本的な内容は同じです。気軽に視聴できますのでおすすめです。
YouTube国税庁インボイス制度オンライン説明会は → こちら
令和4年分 年末調整がよくわかるページの公開について
国税庁は、年末調整の手順等を解説した動画やパンフレット、年末調整時に必要な各種様式などをホームページにて公開しました。
国税庁が提供している年末調整に関する情報はこのページから入手・閲覧できます。
https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index.htm
（国税庁ＨPへ）
インボイス補助金
来年10月1日からスタートするインボイス制度に向け、新システムの導入や既存システムの改修を進めている法人も多いと思います。中小企業庁が本年3月から申請受付を始めた「IT導入補助金2022」では、インボイス対応のソフトウェア等の購入費の補助として「デジタル化基盤導入類型」が設けられています。
一定の機能を備えたソフトウェア等（会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフト）であれば、最大350万円の補助が受けられます。交付申請の最終締切は令和5年1月19日となる予定です。
詳しくはこちら
